良い友達の作り方を解説。カギは質の高いギブ&テイク

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転校するとき、入社するとき、新しい生活をはじめるとき。友達はできるのかな、と心配しますよね。少なくともワタシはポンポン痛くなるくらい心配です。

なにかきっかけがないと親しくなれないと思っていませんか?その通りです。でもきっかけは待つものではなくて、自分で作れるものです。なんだと?そんなことができるはずg

勇気がなくて自分ではきっかけ作りなんてできないと思っているかもしれません。でも本当は、そんなに難しいことではありません。友達とはそもそもなんなのかを理解すれば、そこから良い友達の作り方がわかってきますよ。

1. 友達とは?

「友達」ってそもそもなんなの?「友達」とはこの2つの条件を満たす人間関係です。

1. 自分の意志で一緒にいようとする仲
2. 質が高いギブ&テイクをする仲

これがどういう意味なのか、詳しく見ていきましょう。

自分の意志で一緒にいようとする関係

人間関係にはいろいろな種類がありますよね。親子、兄弟、同級生、会社の同期や先輩・後輩、恩師・教え子。これらは人間社会が作ってくれる人間関係ですが、「友達」は自分の意志で作る人間関係。(恋人もそうですね!)

「親は選べない」という言葉はよく耳にします。でも選べない人間関係は実はたくさんあります。兄弟はもちろん選べませんし、同級生も会社の同期も結局は巡り合わせ。学校の先生や仕事場の上司だって選べませんよね。

もっとも、同級生や同期の中から自分と気が合う人を見つけると、相手とより親しくなるためにいっぱい話しかけたり一緒に過ごす時間を増やしたりしますよね。

このような行動は社会に命令されてすることではなく、自分の意志がそこになければできません。

つまり学校で言うと、同級生=友達ではなく、授業や部活などの学校が決めた「一緒に過ごす時間」以外に、お互いの意志で一緒にいようとする関係であることが「友達」の第一条件です。

共通の友達が一緒じゃないと絶対に会わない仲の人、いますよね。お互いが特別な理由もなく会いたいと思わないとしたら、その関係は「友達」ではなく「知り合い」です。

3人でランチしている時に共通の友達がトイレにGO!途端に会話はSTOP!共通の友達早くカエッテキテーと思ったら目の前の相手は「知り合い」です。

質が高いギブ&テイク

どのような人間関係も、双方向のギブ&テイクで成り立っています。それはたとえ親子であってもです。子は親がいなければ生まれることはできません。でも親も子がいないと、「親」という存在になれません!

スポーツやアニメを語り合う仲間も、たまに一緒にランチをする仲間も、お互いを高め合うライバル同士も、双方とも得るものがなにかある関係です。つまりギブ&テイクがあるから良好な関係なので、その人間関係をキープしようとします。

その中でもギブ&テイクの質が高い関係は「友達」もしくは「親友」と呼べます。

質が高くない関係

たとえば女性の場合は同性と雑談をしている時、男性の場合は同性とゲームやスポーツを一緒にしている時を思い浮かべてください。女性にとっては雑談が同性と交友しやすい場で、男性にとっては遊びが同性と交友しやすい場だからです。

交友の場にはルールがあります。女性同士の交友のルールは、雑談において基本的に相手の意見に、「うん、うん」「わかるわかる」と同意を示すこと。男性同士の交友のルールは、ゲームやスポーツのルールに則って競い合うこと。

これらのルールを守ってさえいれば、交友の輪から仲間はずれにされることはないでしょう。でもルールを守る他に交友の質を上げる行動を取らないと、上辺だけの付き合い、つまり「知り合い」同士の付き合いになります。




質が高い関係

では交友の質を上げる行動とはどのようなことを指すのでしょう?答えは:お互いが相手の言動を受けて、「なぜそのような言動をするのだろう」と興味を持ち、それを知るためにアクションを起こすと交友の質が上がります。

これではなんのこっちゃわかりませんよね。例を見てみましょう。

たとえば複数人のガールズトークの真っ最中に、友達の友達であるA子さんが「あのお笑い芸人超ウケるよね」と発言したとします。その会話の中で「他にはどのお笑い芸人が好き?」などと聞いて話を広げていくのは大して難しいことではないかもしれません。

でもA子さんの話を聞いていくうちに彼女の笑いの好みがわかってきて、「A子ちゃんって、自虐系のお笑い芸人が好きなの?」と聞いてみたとしましょう。

このような質問は、「好きなお笑い芸人」という誰が相手であっても話せる話題から、A子さんが相手でなければ話せない「A子ちゃんの頭の中」に関する話題に入っていくきっかけになります。

A子さんにしてみれば、以下の2つの理由から、無意識に喜びを感じることでしょう。

1. 私の話をちゃんと聞いててくれたんだ
2. 私に興味を持ってくれているんだ

つまり「A子ちゃんって、自虐系のお笑い芸人が好きなの?」のような、相手のことを知るために相手に合わせてカスタマイズされた質問は、相手が喜ぶので、質の高いギブです

同時に、質問の答えとして相手の情報や意見をもらうわけですから、テイクでもあります。攻守を兼ね備えた質問なのです!

カスタマイズされた質問を何回かするうちに、A子さんは「私にこんなに興味を持ってくれているこの人は、いったい誰なんだろう?」と感じ始め、彼女も同じように、あなたの頭の中を知ろうとしてくれるでしょう。

ここまで来れば、A子さんの側からも質問がたくさん来るようになります。すると今度はあなたが嬉しいですよね。これは質の高いテイクです。このやり取りが続くと、お互いハッピーになっていくし、お互いのことを深く知っていきます。

これが質の高いギブ&テイク、つまり質の高い交友関係、「友達」です。

2. 友達の作り方 – 質の高い「ギブ」をする

ここまで読めば、友達を作るために何をすればいいのか、わかりますよね?質の高いギブをし続ければ、質の高いテイクが返ってきます。いくつかのギブの方法を見て、時と場合によって使い分けましょう。

相談を持ちかける

人は頼られることに(おそらく男性は特に!)喜びを感じます。頼られた上で相手を助けたなと実感すると自尊心が向上するからです。これが実現できればは質の高いギブですね。

でも相談の持ちかけ方にもいいものとそうでないものがあるので、BADな例とGOODな例の両方を見てみましょう。

BADな例

相談を持ちかけると見せかけて、実は自分の話を聞いてもらいたいだけ、というのが悪い例です。たとえば以下のような問いかけ方は、相手に何のギブもしていません。

「ねえねえ、ちょっと相談なんだけど。お部屋をもっと明るい印象にするために壁紙を張り替えようと思ってるんだ。今は部屋全体がちょっと冴えないクリーム色だから、思い切って青とかにしちゃおうと思ってるんだ。でも壁全部張り替えたらすごく高いじゃない?だから1面だけ明るいブルーにしようと思って!いいアイディアだと思わない?」
「ん?うん。いいんじゃない?」
「ありがとう!助かったわ!」

これはあらかじめ自分の中にあった答えが正解だという「YES」がほしいだけで、相手が誰であってもいい相談です。

自分は助かったかもしれませんが、相手は「あなたを助けた」という実感はこれっっっっぽっっっっちも感じません!これはギブではなく、テイクでしかありません。

GOODな例

相手と良好な関係作りを目的に相談を持ちかける場合は特に、悩みに対する自分の中の考えを話しかける前にいったん封印しましょう。「純粋に相手が考える意見や案を知りたい」という気持ちで話しかければ、相手の自尊心にいい作用をします。たとえば以下のように話しかけます。

「ねえねえ、ちょっと相談なんだけど。Yちゃん最近お部屋の模様替えしたじゃない?私の部屋ちょっと暗い印象でさ・・・どうしたらいいと思う?」
「うーん私はそういうセンスあんまりないからなあ。模様替えした時はプロのインテリアコーティネーターさんに頼んだんだ。担当してくれた人が私の意見とかもちゃんと聞いてくれて、すごく満足したよ。よかったらその人を紹介しようか?」
「うん、ありがとう!助かったわ!」

Yさんだから相談を持ちかけているということがわかりますし、Yさんは自身の人脈を使うことであなたを実際に助けています。これは質の高いギブになります。




情報交換

共通の趣味を持つ人が集まると楽しいですよね。情報交換は大切な交友ツール。交友関係の質を高めたいのなら、以下の例のようにBADな情報交換の例とGOODな情報交換の例があります。

BADな例

情報を相手に与えるのは明らかにギブのひとつの形ですが、その際に情報に付加価値をつけてあげると、質の高いギブになります。ネットなどで公開されている情報は、誰でも知ることができる情報です。

情報をまだ持っていない人に、ありのままの状態で情報を教えてあげたとしても、それはただ郵便を届けたのと同じことです。手紙の差出人になりたいですよね!以下がBADな例になります。

「昨日サッカー見た?日本負けちゃったね。」
「ねー。残念!」

試合の結果をそのまま伝えるだけだとニュースやネットで見られる情報なので、会話のきっかけになったとしても交友関係の質を上げるような価値はありません。

GOODな例

情報に付加価値をつけた上で相手に与えるには、自分の考えや意見を添えて、「あなたから聞かないと得られない情報」に変化させましょう。

「昨日サッカー見た?日本負けちゃったね。でも長友が活躍してたからオレは満足した!長友はスゲェ。」
「長友が好きなんだ?昨日ずーっと走ってたよね。一番ボール触ったんじゃないの?」
「うん、アグレッシブだけど、それでいてフェアプレイするから好き。」

BADな例のように会話のきっかけになっているあたりは同じですが、あなた特有の試合の見方を添えることで、「相手があなたでなければ成立しない会話」になります。このような情報交換を続けていくことで交友関係の質が高くなっていきます。

褒める

褒め言葉は大きく分けて2種類あります。「その場で目に見える結果を褒める」褒め言葉と、「その場では目に見えない、結果に至るまでの過程を褒める」褒め言葉です。交友関係の質を上げたいのなら、前者がBADな例で、後者がGOODな例になります。

BADな例

相手の身体的特徴など、本人の努力とはあまり関係ないことを褒めたとしても、それは誰でも見受けることができる、表面的な、浅い褒め言葉になってしまいがちです。以下のような褒め言葉がよくある例です。

「目おっきいね。」「背高いね。」「そのネイルかわいいね。」「センスいいよね。」

相手はもちろん、このような褒め言葉をもらったら悪い気はしないでしょう。でも誰でも見ればわかることを褒めているので、相手は同じ褒め言葉をもらい慣れています!そんな中であなたからの褒め言葉だけを特別に感じてもらうというのは無理な話です。

GOODな例

相手が長所をどうやって得たか、つまり結果に至るまでの過程は、本人の努力とイコールです。学業や仕事で、いい成績を評価してくれる親や上司はどこにでもいます。それまでの努力もちゃんと見ていて、むしろそっちを褒めてくれるとしたら、余計にありがたいですよね。

以下のような褒め言葉は、相手のことをよく理解した上で褒めているというメッセージになります。

「A子さんっていつも遅くまで勉強してるのに、疲れた顔見せないよね。」「B君が同じ服装してるところ見たことない。オシャレに気をつかってるよね。」

もし相手のことをまだよく知らないのなら、以下のように質問につなげるといいでしょう。相手に興味を持っていることを伝えることができます。

「そのTシャツかっこいいね。Tシャツにけっこうこだわるタイプ?」

近場のファミレスなどは便利だから行くかもしれませんが、遠くのファミレスにわざわざ行こうとは思いませんよね。でも遠くのレストランでも、そこでしか食べられないおいしい料理があるとしたら、足を運びますよね。

ここまで紹介した例を見ればわかる通り、友達を作りたいのなら自分と相手の間でしか成立しないギブ&テイクを積み重ねていくことが大事です

その他大勢の人とは少し異なる、自分と相手だけのギブ&テイクがなんであるか、考えましょう。相手に興味を持って相手を知ろうとすれば、相手もあなたに興味を持ってくれるはずです。*

友達作り、がんばって!

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*「ストーカー」という人は一見相手に絶大な興味を持っているかのようですね。でも相手が接するのを嫌がっているのに近づこうとするのを止めない、ということをしている限りは相手のことをきちんと知ろうとしていない証拠です。これは相手の気持ちを深く知ろうとせずに、自分の思い込みで行動を起こしている、悪質なテイクです。




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