有意義とは&類義・対義語、使用例 – ポップな国語シリーズ

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有意義(ゆういぎ)とは: することに意味があること、することで得られるものがあること

有意義の類義語

  • 得難い
  • 尊い
  • 大切
  • 大事
  • 有益

有意義の対義語

  • 無意義
  • 無意味
  • 無価値
  • くだらない
  • つまらない
  • 取るに足らない

今回は残念イケメン、ゴリゴリ女子、そしてアホ男子の集団のとある一日を見ながら「有意義」の意味と適切な使い方を学んでいきましょう。




1. 太郎君は裕二君と大変有意義な時間を過ごしました。

中学2年生の太郎君の将来の夢は暗黒世界との戦いの中で右肩に負った決して癒えることのない傷(タンスの角にぶつけた。直径2ミリ。もう痛くない。)から放出される魔力を使役して世界中にはびこる邪悪な精霊たちを打ち払い世に秩序をもたらすことです。

太郎君がお昼休みに屋上で第一と第二の目を休ませていると(昨日遅くまでゲームしすぎた。)友達の裕二君が隣に座って青い空を見上げながら「その調子だと、第三の目が開眼するのも時間の問題だな」と言います。

太郎君は目を閉じたまま「オレに話しかけるな。オレに関わらないことがお前の身のためだ」と答えます。

でも友達思いの裕二君は孤独な戦士を見捨てたりはしません。(二人とも暇。)「一人で立ち向かう気かよ、邪悪な精霊たちを束ねる冥界の王、ゼノガイアに」

自分では考えつかなかったことを裕二君から聞き、太郎君はこう思います。「その設定、いただきましょう!」と。

そしてお昼休みの終わりを告げるベルが鳴るまで二人の会話は弾みます。

「ゼノガイアか・・・奴には借りがあるからな」
「ほう・・・一体何があったというんだ」
「10年も前のことだ。(当時よんしゃい。)オレは忘れようとしたんだがな。奴の名前を聞くとオレのこの右腕が疼きだしちまう」
「だがその疼きを鎮める方法も、一つしかないんだろ?」
「・・・ああ、オレはゼノガイアを・・・父さんを・・・倒さなければならない」
「とんだ親子ゲンカに巻き込まれちまったな」

太郎君は裕二君と話しているとくだらない謎設定が次々に思い浮かびます。どんどん話が展開していきます。しかも裕二君も絶妙なパスを出し続けてくれます。

ああ、このFEELINGは何て言うんだろう・・・・・・・・有意義だ!!!

一人で思い浮かぶ発想には限界があります。でも他の人と一緒に考えてお互いの発想をぶつけ合うことで一人では到底考え付かないような新たなアイディアにたどり着けます。一人で考えているだけでは得られないものが、二人で対話することにより得られた。この会話からは得るものがあった。

つまり、太郎君と裕二君の会話は、太郎君にとってとても有意義だったのです。


自分を高められるような体験をすると、「有意義な体験だったな」と思うはずです。

 

例文: 太郎君は裕二君と大変有意義な時間を過ごしました。




2. 南ちゃんにとって勉強の面、そして恋愛の面においても有意義な夏休みになりました。

南ちゃんは中学二年生。憧れのイケメンクラスメイトの久太郎君に毎日ゴリゴリアタックを仕掛ける恋する乙女です。久太郎君が夏休み中に通う塾を突き止めたので、今年の夏は偶然を装ってその塾でバッタリ会っちゃう作戦をゴリゴリ実行します。

作戦通り、塾の初日で前の方の席で久太郎君の後ろ姿を見つけました。帰る時間になったので彼の机の横を通り過ぎる瞬間にペンケースを久太郎君しか拾えないような場所にスパァンと落とし(というより投げ)ます。

久太郎君が「あっ」と気づき、そのペンケースを拾って「落としましたよ」と手渡そうとします。ここまで全て南ちゃんのゴリゴリシナリオ通りです。

「あれー!久太郎君ここの塾だったんだ」
「あ、杉浦さん。なにしてんの」
「同じ授業受けてたんだよ!えー嬉しい!」
「杉浦さん僕よりずっと頭いいじゃん。僕授業にギリギリついていくのがやっとだったよ」
「大丈夫!私が教えてあげる!塾終わったら一緒に復習しようよ」
「いいの?ありがとう!」

夏休み初日にしてゴリゴリ距離を詰める南ちゃん。自分が得意な科目は教えてあげて、自分が苦手な科目は久太郎君に教えてもらって。一休みと称して趣味の話に持って行き、そこから映画が共通の趣味だということを確認し、今度一緒に映画館に行く約束をゴリゴリ勝ち取ります。

勉強も二人の関係もゴリゴリ進むこのFEELING、何て言うんだろう・・・・・有意義だ!!


何か目的があって、その目的に向かって進展があれば、それは有意義な時間です。

 

例文: 南ちゃんにとって勉強の面、そして恋愛の面においても有意義な夏休みになりました。

3. もっと有意義な使い方があるはずだ

目指すは、甲子園初出場。チームは一致団結し日々練習に励む。

今年の野球部は、違う。学校からの期待も小さくはない。その証拠に学校創設以来初めて、ピッチングマシーンが導入された。

マシーンを使うことで練習は劇的に変わった。バッティング練習が飛躍的に効率化し、部員たちはメキメキと実力をつけていった。

ある日の放課後、監督が用事があるため早めに帰った。部員たちはしばらくは自主的に、夢である甲子園を思い描いて練習を続けた。

陽が落ち、暗闇に包まれたグラウンドでトレーニング器具の片付けが始まった。上級生たちは先にロッカールームに戻っていった。・・・その時だった。

オフゥゥゥゥゥwwwww

今日最後の球拾いをしていた補欠の一年生、鈴木君は妙な叫び声を聞いた。

声のする方に近寄ってみると、同じく補欠の同級生たちがピッチングマシーンの周りに集まっていた。

どうやらホームベースの上に一人がピッチャーズマウンドに背をむける形で屈み、違う人がマシーンから硬球の代わりにテニスボールを発射させているようだった。

暗闇の中、マシーン係はホームベース上の尻に狙いを定め、発射。見事命中すると例の叫び声が人気のないグラウンドにこだまする。

「主砲、発射!!!」
ドシュッ パァンッ
オフゥゥゥゥゥゥゥwwwwwwww

あまりのくだらなさに鈴木君は言葉を失った。

「おーい鈴木もやってみろよー!」
ドシュッ パァアンッ
オフゥゥゥゥゥwwwwwww

な、なんだこの極めて無駄なものを見てしまったようなこの感じは・・・・そうだ、これは有意義ではないんだ!!


意味がないことに時間を費やしても、得られるものはありません。それが痛みと失望しか生まない哀しい所業であるならなおさら、有意義なことではありません。

 

例文: 鈴木君はその光景とピッチングマシーンを見て「もっと有意義な使い方があるはずだ」と思った。

4. 「有意義」を使ったその他の例文

・ 太郎君は共に高め合える仲の友達ができたため、学生生活を有意義に過ごした。

・ 南ちゃんは母親から男を落とす方法について3時間ものレクチャーを受けた。大変有意義な話だった。

・ 今思えば、くだらない遊びをしつつも仲間との結束を高めるという意味では、あれは有意義な時間だったのかもしれない。




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