正直者がずる賢い人に勝つには「正直賢い人」になればいいという話。

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正直者がバカを見る?ハハッ  面白い冗談ですね!

でも一昔前までは確かに、ずる賢い人の方が有利だったと言えます。なぜなら人が入手しにくい情報を入手するだけで、情報を知らない、もしくは 情報を知る術がない人なんて騙しやすいし出し抜きやすい恰好のカモになっていたからです。

でも今はそんな人たちも笑えない状況になってきています。インターネットの普及により情報が格段に入手しやすくなりましたし、ズルをしても世界中の人が監視しているのですぐバレてしまうようになりました。

これからはどんどん、たとえ賢くてもズルをする人が生き残っていくには難しい時代になっていきます。そしてずる賢い人より知識においても人望においても上回る「正直賢い人」が勝っていきます。

でも一つ気をつけなくてはならないことがあります。以下の力関係をご覧ください。

ただの正直者 < ずる賢い人 < 正直賢い人

残念ながら、ほとんどの人がただの正直者で、結局ずる賢い人たちに出し抜かれてしまいます。正直者が意識的に賢くなろうとしなくては、何も状況は変わりません。

そこでこの記事では正直者がいかに正直賢い人になり、正直者がバカを見ない世の中を作っていくかをお話しします。

1. 正直者と、ずる賢い人と、正直賢い人

正直者とずる賢い人と正直賢い人、これらが世の中でどう関係するかをお話しする前にまずこの記事においてのそれぞれの意味を定義しましょう。

“三者の定義”

正直者とは 自分が暮らすコミュニティーの決まり、習慣や道徳に則って実直に生きたり、働いたりする人

ずる賢い人とは 自分が暮らすコミュニティーの決まり、習慣や道徳から逸れたことをして大きな利益を得る人

正直賢い人とは 自分が暮らすコミュニティーの決まり、習慣や道徳に則って大きな利益を得る人

それではなぜずる賢い人が生き残れず、正直賢い人がずる賢い人に勝っていくか理解するために、これら3種類の人間のこれまでとこれからの関係を見ていきましょう。

1-1. これまでのずる賢い人と正直者の関係

あなたが今所属しているコミュニティーは何ですか?クラスだったり、学校だったり、会社、地域、国、専門分野、趣味の輪など、色々なコミュニティーがあります。

インターネットやSNSを使ったりしていると、自分の身の回りの人達だけではなく、他県や海外の人とも共通点さえあればすぐつながったり情報交換や意見交換ができますよね。所属できるコミュニティーの種類や数に制限はありません。

でもインターネットがまだ広まっていなかった頃や、他の地方や海外に気軽に旅行や留学などできなかった頃は、所属できるコミュニティーの種類と数はその人の物理的な行動範囲内に制限されていました

ずる賢い人がどうやってズルをしているかと言うと、所属するコミュニティーには無い情報を何らかの方法で外から入手して、みんなが対処法がわからないことをいいことに、その情報を悪用して利益を得ているわけです。




たとえば、ずる賢い人間であるズル男がある日近所をフンフフーン♪とお散歩している途中に突然地球外生命体が現れ記憶力を10倍に高める方法をズル男君に教えたとしましょう。

ズル男はそれを利用してクイズ番組に出演しまくりフンフフーン♪と賞金を荒稼ぎします。他の出演者はズル男の1/10の記憶力を持って戦うしかなく、全く太刀打ちできない、というのは大げさなたとえですが。

でも昔の日本人にとって、たとえばポルトガル人は地球外生命体も同然だったはずです。(そんな地球外生命体から鉄砲を入手した大名とそうでない大名が戦をしたらどうなるかわかりますよね)。

インターネットが広まっていなかった頃は特に、普通の人が自分が所属している「情報コミュニティー」の外から情報を入手するのは困難でした。

だから、いつまでもずる賢い人のズルに対処できず、出し抜かれ続けてしまうことがありました。昔は、下のイメージ図のような世界でした。

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普通に生きている正直者たちが情報コミュニティーの外の情報を知らないのをいいことに、憎たらしいですね!

1-2. ずる賢い人が逃げ切れなくなった

もちろんインターネットが普及する以前も、ずる賢い人のズルは暴かれてきました。たとえば裏口入学したり、会社のお金をこっそり持ち出したり、お金をだまし取ったりしようとしても周りが監視しているので、バレる時はバレていました。でもバレた時がずる賢い人の真骨頂です

自分のズルを知っている人が大勢いる情報コミュニティーから逃げて、自分のことを全く知らない別の情報コミュニティーに移り住んで同じズルをすればいいのです!つまり夜逃げすれば済む話です!

でも現代ではそうもいかなくなってきました。なぜならインターネットやコミュニティーの国際化によって、情報コミュニティーの境がどんどん無くなってきているからです。

たとえズル男が千葉県で悪事を働いて愛知県に逃げたとしても、愛知県の人はすでにズル男の過去を知っている、もしくはズル男のズルの手口を知る術があるので、同じズルがし難くなります。

さらにSNSの普及により個人レベルで評判が世界中に広まりやすくなっています。初対面の相手に出会って「この人はどんな人なんだろう?」と思ったら、SNS上の友達の友達の友達くらいまで行けば、その相手を直接知っている人に当たる可能性は低くありません。

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ズルがバレたら一貫の終わり。ザマァ!!!!!

1-3. 正直賢い人の台頭

ズルがし難くなったとはいえ、「楽して儲かる」がいつの時代も魅力的な誘い文句であることは変わりません。楽に成功することができるのなら、その方法がズルであったとしてもバレないと思ってやってしまう人もいますし、ズルだと見破れずに騙されてしまう人もゼロではありません。

しかぁし!!自分のコミュニティーの外の情報も入手しやすくなった今、ズルをしなくても成功できる時代になってきました。

違う分野や国、文化から得た様々な情報を組み合わせて、「楽ではないけどこれならイケるのではないか」と思える戦略を実行し、社会のルールに則りつつも大きな成功を収める人が増えてきています。正直賢い人の台頭です。

実はビジネス界の偉人は、恐らくみんな正直賢い人です。なぜなら、そうでなければ大きな組織をまとめて大きな利益を長期的に得ていくなんて不可能だからです。
昔はコミュニティーの外に打って出て情報を持ち帰って来るという概念は一般的ではなかったのと、コミュニティーの外に出る術があまりなかったので、多種多様な情報に触れることができる人は限られていました。そんな人は、成功するまで完全に変人扱いです。




でも現代ではコミュニティーにしがみつき続けているだけでは衰退していくだけだということがわかっていますし、他のコミュニティーに触れる方法はたくさん用意されています。

つまり昔は正直賢い人がすくすく育つ環境が整備されていなかったのに対し、今は環境が整いつつあり、正直賢い人がどんどん育ってきています。

そんな環境があるのに利用せず衰退していく人やコミュニティーがあるとしたら、それは賢くありませんね。ずる賢い人に出し抜かれてもしょうがない、としか言えません。

ここまでお話ししたことが、現代においての正直者、ずる賢い人、そして正直賢い人の関係です。

2. 正直賢い人の特長

三者の力関係を見る限り、やはり一番強い存在の正直賢い人でいたいですよね。ではどんな人が正直賢い人なのでしょう?

ずる賢い人は短期的な成功の足がかりを得るために必要な種類と量の情報を入手します。でも正直賢い人はずる賢い人を遥かに上まる種類と量の情報を集め、長期的な成功の土台にします。平たく言うと、ずっと諦めずにめっちゃ考えながらごっさ努力します。

社会のルールを破ったりしないところはただの正直者と同じですが、決定的に違う点はコミュニティーに縛られないことです。正直賢い人がただの正直者とどのように違うのか明確にするために、わかりやすい例を通してご説明します。

2-1. ひたむきな努力をするただの正直者

例として、「自分はアニメが好きだし他のことには全く興味がないからとにかくたくさんアニメを見よう」と思っている正直者のアニ・正男という人がいるとします。

彼が勉強には目もくれずアニメばかり見まくってアニメの専門学校に行って完全なるアニメのエリートになったとします。

そして日本アニメ界のすべてに精通したアニ・正男がついに自分でアニメを創ろうと思ったとします。でもバカ正直にアニメだけを追求してきたので、彼の引き出しはアニメしかありません。

つまり正男には過去のアニメの焼き増ししか創れないのです。誰に見せても「ああ、これ見たことある気がする」と言われ、誰も彼のアニメを評価してくれません。

2-2. ずる賢い人に負けてしまうただの正直者

そんな折、アニメ大好きで彼と同じようにアニメの全てを知り尽くした彼の同級生、アニ・ズル男が遠くイギリスでウケているアニメのことを知り、それを丸パクリしたアニメを制作し、日本でしかけます。

爆発的なヒットを生み、ズル男は日本アニメ界の頂点に君臨します。

正男は海外のアニメをパクッて成功したズル男のことを考えると悔しくてたまらないものの、日本の外にアイディアを求めたところは見習うべきだと感じます。

そこで正男は見聞を広めるために世界中を旅します。日本のアニメの全てを知り尽くしていても成功できなかったので、あえて日本アニメから一番遠いところに行ってみようと考えたからです。

正男は様々な国の芸術、文化やビジネスモデルを目にしたりそれらを作り続けている人物たちから直接話を聞いたりして知識を増やしていきます。

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2-3. 正直賢い人へと覚醒するただの正直者

そんな旅を終えて帰ってきたアニ・正男の興味・関心ごとはもはやアニメに止まりません。しかし正男は旅を通して増えた数多くの「好き」の中で、自分が一番好きなのはやっぱりアニメなんだと確信します。

正男は自分が元いたコミュニティーに帰って来ました。そしてまた自分でアニメを創ります。でも正男の引き出しはもうアニメだけではありません。

オーストリアやイタリアで学んだ「オペラが長く愛される秘訣」、ブラジルで学んだ「ファンが熱狂するサッカーというエンターテインメントの仕組み」、中国で学んだ「競争心」と「積極性」、アメリカで学んだ「ビジネスの圧倒的なスピード感」を掛け合わせて、他に類を見ない独特な世界観を持つアニメを創り出しました。

正男はこの時、ズル男を遥かに上回る知識と応用力を持ち、ズル男のようにズルをしなくても勝てる正直賢い人に覚醒します。

アニメの世界観のみならず、それを世に展開するためのビジネスモデルの優秀さも評価されるなどして彼の名は日本アニメ界を飛び出して他のコミュニティーからも尊敬され、人望を集めます。

2-4. ずる賢い人の末路

一方、出す作品全てに丸パクリが指摘され始め、ズル男は社会に追い込まれます。もう誰も、仕事もチャンスもくれません。

ネット上にズル男の名前と悪事は広く伝わり、ニュースなどの様々な媒体に永遠に記録されてしまいました。国外や他の業界で仕事をしようとしても、ネットをちょっと調べれば名前が出てきてしまうのでどこにも彼の居場所はなくなってしまいましたとさ。チャンチャン♪

2-5. 正直賢い人の特長まとめ

昔話みたいな展開ですが、みなさんもニュース、本、ネットを見ていて心当たりある話だったと思います。

不正を通して成功した人が後で転落したり、死ぬほど努力した人が信じられないような成功を手にしたりというのは現実にたくさん起きています。

ここまでのお話から正直賢い人の特長をまとめてみましょう。

“正直賢い人の特長”

  • 社会のルールや価値観に反する行動は取らない
  • 自身の情報コミュニティーの内外の知識を有する、言い換えるとスキルと共に教養がある
  • 一見直接的な関係がない事柄同士を掛け合わせられる応用力がある

これらの特長が具体的にどうアクションに結びつくかをおさらいするために、次に正直賢い人がずる賢い人を上回る活躍をしていくステップをまとめてみましょう。

“正直賢い人が成功を手にする手順”

  • 長い時間をかけて多種多様な知識を取り入れる
  • 取り入れた知識を掛け合わせて本人にしかない能力を身につける
  • 自分にしかない価値ある能力を発揮して、バカ正直に働く
  • 唯一無二の能力の持ち主として人望を集める

素性がバレた瞬間にずる賢い人がコミュニティーからいてほしくないと思われる一方で、正直賢い人はコミュニティーにい続けて欲しいと思われます。

ずる賢い人は自分で自分がいられるコミュニティーを減らしていく一方で、正直賢い人は自分がいられるコミュニティーを増やしていったり、広げていったりします、

正直賢い人が学び、いい仕事をして、人望を集める、という時間も労力もかかることをコツコツと続けている間、数多くのずる賢い人たちがズルを暴かれどんどん脱落していきます。

結果的に、最後に立っているのは正直賢い人だけです。人望は築き上げるより崩れ去る方が100倍速く、1億倍簡単と思うといいでしょう。

現代では、より多くの人がずる賢い人に騙されて不平不満を言っているだけの正直者でいるのではなく、手元のスマートフォンから情報を得たり、外国語を学んで他の国の人と話して学ぶなどして教養をつけています。

より多くの人が自分のコミュニティーに縛られずに賢くなっています。

そしてスマホアプリを作ったり、会社を立ち上げたり、自分で趣味のコミュニティーを作ったりして、新たな価値を創り出しています。ずる賢い人なんて眼中に無いくらい活躍しています。

賢くなるために1日単位でできることがあり、賢くなりさえすればまっとうな生き方をして幸せになれます。

正直者がバカを見ない、いい世の中ですね。




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