焦りと不安におサラバ!進路が決まらない人に捧げる3つのヒント

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進学か、就職か。どこの大学で何を専攻するの?それとも専門学校?留学?

純粋に学生生活を楽しんでいたあなたに忍び寄るプレッシャー。その選択次第で自分の将来がある程度決まってしまうのではないか・・・そう思うと、進路選択は人生序盤の学生には重い決断です。

でも実はそんなことはありません。学生時代の進路選択が人生全体に及ぼす影響は、一日三食食べるとして小ぶりなおにぎり一個分くらいです。失敗したとしても十分挽回できます。

とはいえ進路がなかなか決まらないのは大半の学生の悩みであるはず。そこで今回は、進路をもっと気楽に、そして冷静に選べるように、進路選択に役立つ3つのヒントを用意しました。これを読んで安眠できる夜を取り戻しましょう!

1. ヒント1: 人生は方向転換できる

まず、進路を決める時はそんなに思いつめる必要はありません。でも思いつめてしまう理由はわかります。

最初のヒントは、焦ったり思いつめてしまう理由を理解しつつ、進路選択に失敗したとしても後で方向転換すればいいということを頭に入れることです。

1-1. 進路選択の時に焦ってしまう理由と、焦らなくていい理由

進路選択を焦ってしまう理由は、周りのクラスメイトが夢を語り出すからですね。

以下の場面を思い浮かべてみてください。

  • 親しい友達が9人いて、いつも、あなたを含めた10人でつるんでいるとします。
  • そのうち2人が「おれ、進路決めたぜ」とか調子こいて言ってるとしましょう。
  • 6人は「おれ、どうすっかな〜 どっちかだよね〜」とか言って余裕ぶっているとしましょう。
  • あなたともう一人くらいはまだ進路を真剣に悩んでいます。

こう見ると、進路が決まっていなくて困っているのはほぼ自分だけに思えてしまい、そりゃあ焦ります。でもそれはあなたの友達の輪の中での話です。

学年に100人生徒がいるとしたら、20人ほどが進路をすでに決めていて、60人は余裕ぶっていて、20人は全く決まらずに困っています。

あれ?それって、100人中80人が進路をまだ決めてないってことじゃないの?進路を決めるなんて、まだまだ経験も世の中の知識も浅い若者には非常に難しいことです。

それに、すでに進路を決めている20人の半分の10人くらいは後で「進路選択間違ったかもしんね」と後悔するでしょう。

アメリカ人の大学生の8割は在学中に専攻科目を変える

人間は未来を予言できないわけですから、学生に限らず進路選択とはそもそも難しい決断なんです。

実際にこんなデータがあります。欧米の大学では在学中に専攻を変えることがけっこう一般的なのですが、実はなんと、アメリカ人の大学生の80%は大学に通っている間「なんかこれじゃないわ」と思い、専攻を途中で変えてしまうんです。

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データ元:National Center for Education Statistics
参考記事: College students tend to change majors when they find the one they really love

つまりあなたの友達がどんなに余裕ぶっこいてようが、10人中8人は進路選択を誤るんです。ははっ ざまあみろ!

進路選択には期限がありますが、まだ20年近くしか自分と向き合っていない若者に「自分に合った選択」をすることはほぼ不可能です。将来、もっと自分を理解できた時に方向転換すればいいのですから、今焦ることはありませんよ。

1-2. 失敗を恐れないで

欧米と比べてアジア圏の国々、特に日本は、失敗が許されない風潮が強い文化です。犯罪を犯すと人生オワル、大学受験を失敗すると人生オワル、進路選択を間違えると人生オワル、と周りが言うので、失敗に対して極度に臆病になってしまいがちです。

でも(犯罪はともかく)何かに挑戦して失敗したとしたら、その経験から学び、挽回すればいい話です。

失敗する→もう腹切るぅぅぅぅwwww という昔ながらの発想は、日本人が面子(メンツ)をとても大事にする人種であることを物語っています。失敗したら「恥ずかしさのあまり死ぬ」というのは良く言えば繊細、でも本当のことを言えばそれはただの責任逃れです。

責任逃れ体質の人は、失敗の経験から学ぶという発想がない人ですから、たしかにその先、生きててもたいして成功しないでしょうけど。

Q. あなたは将来、責任逃れ体質の小汚い大人になりたいですか?

YES → 好きに生きていけ
NO → 「失敗したら挽回すればいい」と冷静に考え、読み続けてください

1-3. 自分なりに将来を考える練習だと思って、進路選択に挑む

8割の学生が進路選択後、結局「これじゃない」状態になると書きましたが、自分なりによく考えることはちゃんとしましょう。ボールに触らないとサッカーが上手くならないのと同じで、自分の将来を考える練習をしないと、大人になっても自分でものごとを決められない大人の姿をした子供になってしまいます。体はオトナ!頭脳はコドモ!

シュートがゴールの枠の右側に行ってしまったら、次はもう少し左を狙ってシュートを打ちますよね。それと同じで、進路選択に失敗したと思ったら、軌道修正すればいいんです。学生の頃の進路選択は自分なりに自分の将来を考える練習くらいのつもりで、気楽に、でも真剣に取り組みましょう。




2. ヒント2: 自分のブランド力を上げる=やりたいことができる

個人としての「ブランド力」を上げていけば、どの進路に進もうが、最終的にやりたいことができるようになります。と言っても、は?と思うかもしれません。

これを理解するために、漫画に例えてお話しします。

 

好きな漫画はありますか?その大好きな作品の最新刊を本屋やネットで見つけたとしましょう。表紙だけしか見られず、中身は確認できません。それでも買いますか?

まあ買いますよね。だって前巻からの続きが気になりますし、この漫画自体面白いのですもの。

最新刊を毎回買ってくれる、内容が良いことを信じて疑わないファンがいるということは、その漫画にある程度ブランド力があるということです。「続きが気になる漫画」のように、「続きが気になる人間」になることが個人のブランド力を上げるということです。

2-1. 個人のブランド力とは

人気アイドルや歌手、作家などの職業はわかりやすい例ですが、新作を出せば発売日に列に並んででも買うファンや、グッズを出せば全て買い占めるファンもいます。こういった個人のブランド力は特殊な職業に限らず、全ての職業の人間に発生します。

ずば抜けて腕のいい美容師さんは予約殺到で料金も高く設定してもお客が途絶えませんし、違うお店に移ろうものなら常連客も一緒に移ってくれます。

会社勤めの優秀な人間だって同じことです。周りから「あの人に任せれば必ずうまくいく」と信じてもらえていれば、自分がやりたいことを企画した時に会社からOKをもらいやすいですし、同僚も協力的です。

ひとつの会社や業界で活躍した人は、他の会社や業界からも「うちに来て欲しい」と思われます。だから会社を辞めてもすぐに次のオファーが舞い込んできたり、転職の面接に行ってもそれまでの実績が魅力的なのですぐに採用されます。これが個人のブランドの力です。

“個人のブランド力で勝負する時代”

アメリカが好き好き大好きというわけではありませんが、「働き方」に関しては日本よりも進んでいる国なので、またアメリカの例を挙げます。

アメリカでは4人に1人が個人事業主、つまりフリーランスで働いているとされています。定職が見つからずに仕方なくこういった働き方をしている人も中にはいるでしょうが、能力がある人もフリーランスの道を選んでいます。

彼らは以下の種類の仕事から好きに選んで、職ではなくプロジェクトを転々としています。

  • 経験を積んで自分の実力や実績をあげられる仕事
  • 自分のやりたいことに近い仕事
  • お金が稼げる仕事

彼らがなぜ定職につかずにやりたいことをしてお金もちゃんと稼げるかというと、個人のブランド力が高いからです。きちんと仕事をこなして、圧倒的な成果を出すので、そんじょそこらの会社の正社員より何倍も役に立つからです。実力をつけて、周りに実力を認めてもらえれば、やりたいことができるのです。




2-2. 進路がどうあれ、精一杯がんばれば自由と成功につながる

アメリカのように、日本でも少しずつ個人のブランド力を活用する働き方の人が増えてきていますが、何もフリーランスを進路の選択肢にいれろと言っているわけではありません。

だって、もしあなたが今学生だとしたら、まだ個人のブランド力はほぼ無い状態であるはずです。これから少しずつブランド力を上げていくのです。

ひとつの会社の中でも実力と実績を積み重ねれば、やりたい仕事やよりお金になる仕事を自分で選ぶことができるようになります。どんなレベルの大学に入ったとしても、そこで精一杯学び、いろいろな挑戦をして多くの経験を積めば、必ず魅力的な人間になれます。

どんな分野にも、どんな職種でも人一倍がんばればスターになれます。ひとつの分野でスターになると、自分が本来やりたいことが見つかってそっちに舵を切ろうとした時、あなたに感謝したり尊敬したりしている周りの人が応援してくれたり助けてくれたりします。

だから、進路選択が自由と成功を決めるのではなく、進路を選択した先のあなたのがんばりが自由と成功にあなたを導くのです。どんな進路に進もうが、周りに信頼されるくらいひたすらがんばって、自分の好きな道を選べる立場になりましょう。

3. ヒント3: のめりこめるものは追いかける、のめりこめないものは追いかけない

これまでのヒントをまとめると、「進路選択を誤ったと思っても方向転換すればいい」「進路選択した先で精一杯がんばれば、今より選択肢が増える」と、進路選択の後にどうするかということをメインにお伝えしました。

とはいえやっぱり失敗する可能性は最小限に抑えたいですよね。そこで最後のヒントです。

特に音楽系、アニメ系、美容系といった専門学校があるような職種を選択肢に入れる場合、以下のことを読んでからよーーーく考えましょう。

「勉強が嫌いだから」「成績が悪いから」という理由で専門学校に行っても、後でおそらく、結局その道をあきらめることになるでしょう。「好きだから」程度の理由でも危ういです。そういった専門職を目指した上で人生において成功を収めたいのならば、「病的に好き」レベルでなければ厳しいです。

3-1. 一見楽しそうな専門職ほど覚悟が必要

これがなぜか、ピアニストを例にとって説明します。

プロのピアニストでい続けるために必要な1日の練習量について質問されたところ、多くのピアニストが2時間から4時間と答えました。逆に、1日8時間もやるのは無駄だし、8時間もやるということは練習の仕方が悪い、とのコメントもありました。4時間以上の練習は意味がないという結果を示す研究もあります。

なーんだそんなに辛そうじゃないじゃん地獄なんておどかしやがってー と思いきや、ここからが地獄の話になります。ピアニストとして成功するには、1日2時間から4時間、100%の集中力を切らすことなく練習しなければならないのです。

今弾いた箇所の問題はなんだったのか、音程やリズムがどのように、どの程度外れていたのか。どうしたら楽譜の指示と一致する音を出せるのか、その上にさらに自分らしい表現を加えるにはどうしたらいいのか、など、少し弾いては考え、また少し弾いては考えることの繰り返しを、2時間から4時間行うのです。あれ?なんか受験勉強みたいですね。

そんな細かい作業に長時間集中し続け、楽しいはずのピアノにこれ以上ないくらいビジネスライクに接するには、ピアノに対する病的な愛が必要です。大好きな恋人に対して愛するあまり毎日数時間、冷酷に、批判的に接するだなんて、頭がおかしいと思えてしまうくらいですが、ピアノをはじめ、ひとつの道を極めようとするということはこのレベルの人たちと闘う、ということです。

ひとつのことを飽きもせず病的に愛しているというのは、才能です。そういった才能が自分にはない、頭おかしいプロたちと渡り合えるようになる自信がないとすれば、専門職を志すのは危険かもしれません。

3-2. 身近な憧れほど遠い存在

みなさんがテレビやネット、雑誌などで見かける歌手、モデル、スポーツ選手、漫画家やアナウンサーなど、普段目にする輝かしい仕事に就いている人に憧れを抱くのはごく自然なことです。ただ、そういった職業を目指すのは最も険しい道です。

誰もが憧れるような職業は、やはり誰もがなりたいわけです。たとえば人気テレビ局のアナウンサーになれる確率は1/4000です。三年生の高校球児がドラフトに選ばれる可能性は、多い年で、同じく1/4000くらいです。さらにそのうちの上位数パーセントのアナウンサーや選手だけが輝かしいキャリアを積み、一般の人の前に現れることができるわけです。

つまり、その他の何十万という人が、挫折、もしくはいつまでも光を浴びないまま仕事をしているのです。

専門職における成功者はスポンサーや雑誌のブランド、会社や国を代表させてもらえるほど信頼を得ているのです。周りだけではなく、会ったこともない人から信頼を得るというのはよっぽどのことです。

今現在、クラスの中で一番だと誇れるものがないとしたら、または人望がないとしたら、もっと大きい世界、つまり日本中、もしくは世界中の人と競争するのは厳しいかもしれません。

だってクラスの人数なんて20人〜40人程度ですもんね。その何百、何千倍の人数の頂点に立つ覚悟で挑まなければ、特にエンターテインメント系の専門職を目指すべきではないと、ワタシは思います。

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でも言い換えると、それでも専門職を目指したいのならば、病的に好きになって、一生を捧げるくらいの覚悟を持って挑めばいいのです。

極めたいものの面白いところを人の何倍も見つけ、友達との時間や遊ぶ時間、ゴロゴロする時間を最小限まで削って、圧倒的な時間と情熱を注いで研究・練習してください。

そこまでやる人はこの世に数えるほどしかいませんから、病的な愛を注ぎ続ければ、あなたは頂点に立てるはずです。それができるなら、是非、専門職を目指してください。

のめりこめるものは追いかける。のめりこめないものは追いかけない。のめりこめるものごとであるかどうかがあなたの進路選択の最大のヒントです。

のめりこめるものがまだ見つからないのならば、進んだ先でのめりこめるものを見つける可能性を最大化するために、色々な経験が積める進路を選択しましょう。

4. 自分と周りの説得

さて、これまでいた世界を出て、より大きな世界に足を踏み入れるには勇気が要ります。自分だけではなく、あなたの将来を心配する両親や先生にも勇気が要ります。

進路に正しいも間違いもないのですが、「この進路が今の自分に一番合っている」という確信が持てるよう、自分だけではなく、特にあなたの金銭面でのスポンサーでもある親も納得しなければなりません。考えに考え抜いた進路選択でも、親や先生に反対されることもあるかもしれません。

そんな時は、普段接しない人の意見を聞きに行ってみましょう。親も先生も、全世界をまたにかけ世の中の全てを経験してきたわけではありません。彼らが知らない世界の人々は、やはり彼らが知らない世界の事情を知っています。

遠い親戚、習い事の先生、友達の親や、そういった人たちに紹介された人など、自分の人間関係の中で遠ければ遠い存在ほど身の回りの人とは違った意見をくれます。「高校卒業と共に起業するなんてバカげている」と言う人がいれば、「高校卒業と共に起業は是非挑戦するべきだ」と言う人も必ずいます。

でも自分が聞きたい賛成意見を探しに行くのではありません。賛成する人の言葉を鵜呑みにするのは自分の将来を考える練習になっていません。

すべてのものごとにメリットとデメリットがあります。だから様々な意見をなるべく多く聞いて、選ぼうとしている進路のメリットとデメリットを把握した上でよーーーく考えて、自分を納得させましょう。様々な意見を聞いた結果、納得して、自分の方針が変わるようならそれも良しです。

自分が納得していれば、親を説得するための言葉が自然と浮かび上がってくるはずです。あとは、自分の考えを正直に話すだけです。

それでも親から反対意見が返ってくるようなら、「お父さんなんてもう知らない!」と説得を投げ出すのではなく、「お父さんの意見はよくわかった。でもこういう考え方もあるよ」と、それまで集めた色んな人からの意見を元にあなたがその進路を選択すべき理由を違った観点から述べましょう。

その進路に本気なら、決して説得をあきらめることなく、本気度を親に示しましょう。説得しきるまで説得を止めなければ、おめでとうございます、あなたの勝ちです。




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